Shopify発注書の作り方。入荷予定と仕入数量を在庫へつなぐ
仕入先へ100個注文したことと、倉庫で100個受け取ったことは別です。Shopifyでは注文書に発注条件を残し、入荷はリンクされた在庫転送で扱います。画面名と数量の役割を分けて、未入荷品を販売在庫にしない運用を作ります。

商品管理 > 注文書で仕入条件を記録し、合意後に注文済みにします。その後、リンクされた在庫転送を作り、入荷時に実数を受領します。注文書の状態は下書きと注文済みで、部分受領などの物流状態は在庫転送側です。両方を変更しても相手へ自動同期されると考えず、SKU・数量・差異を照合します。
現在の料金と条件
判断に使う数字と条件。
仕入先・既存SKU・数量・原価などを記録。
物流側の部分受領・完了とは別の状態。
受け入れた数量と実棚を確認する。
下記チェックリストは運用上の提案。
横並びで比較
注文書と在庫転送で、記録する事実を分ける。
発注内容の控えと倉庫の入荷記録を同じものとして扱うと、不足や二重計上を見逃します。
| 記録 | 扱うこと | 担当者の確認 |
|---|---|---|
| 注文書 | 仕入先と合意した商品・数量・条件 | 発注担当が合意内容と照合 |
| 在庫転送 | 配送先への移動・実際の受領 | 入荷担当が実物を数える |
| 差異表 | 注文数と受領数の違い | 未着・不良・追加手配を記録する運用案 |
確認事項 01
注文書には、仕入先との合意を残す。
商品管理 > 注文書から既存の商品・バリエーションを選び、仕入条件を入力します。下書きを確認して仕入先と合意した後に注文済みへ進めます。
- 01SKUを照合
自社SKUと仕入先SKUを対照できる控えを作ります。似た色・サイズを名前だけで判断しないのが運用上の確認点です。
- 02PDFと連絡を分ける
注文書のPDF出力は仕入先への自動メール送信とは別です。送付方法・合意日・相手の回答を別に記録します。
- 03確定前に確認
注文済みを下書きへ戻す前提で進めず、数量・原価・通貨・条件を確定前に確認します。
確認事項 02
入荷は、リンクされた在庫転送で実数を処理する。
注文済みの注文書から在庫転送を作り、配送先を確認します。受領は注文書ではなく在庫転送側で行い、受け入れた数量が配送先の利用可能在庫へ反映されたことを照合します。
- 04予定数で受領しない
運用例として、100個注文して60個だけ届いたなら60個の実物を確認し、残り40個は未着として管理します。一括で100個受領しません。
- 05不良と未着を分ける
届いたが受け入れない数量と、まだ届いていない数量を差異表の別欄にします。写真や仕入先への確認記録も残す運用を検討します。
- 06実棚と突き合わせる
処理後は対象SKU・配送先の数量と現物を確認します。途中で再処理する前に、受領履歴が残っていないか確認します。
確認事項 03
数量変更は、注文書と転送の両方を読み戻す。
注文書とリンクされた在庫転送の変更は相互に自動更新されません。片方を直しただけで数量が一致したと判断しないことが重要です。
- 07担当を分ける
発注担当は合意条件、入荷担当は実物を確認します。同じ人が担当する場合も、確認欄を二つに分ける運用を提案します。
- 08差異を一枚に残す
注文書番号・転送番号・SKU・注文数・受領数・未着数・次の対応・担当・期限を記録します。これはShopifyの必須仕様ではなく運用チェックリストです。
- 09費用は別途照合
発注条件と実際の請求・送料などを突き合わせ、会計処理は自社の基準に従います。注文書の保存だけで会計処理完了とはしません。
よくある疑問
よくある疑問に、先に答える。
Shopifyの発注書はどこで作れますか?
現行公式ヘルプの画面名は商品管理 > 注文書です。既存商品を選び、仕入先・数量・原価などの条件を記録します。
注文書で入荷済みへ変更するのですか?
実際の受領はリンクされた在庫転送で扱います。注文書の下書き・注文済みと、物流側の受領状態を分けてください。
注文書の数量を直せば在庫転送も変わりますか?
相互に自動更新されません。変更後は両方のSKUと数量を照合し、実物の受領記録も別に確認します。
公式情報