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EC・ネットショップ更新 2026.09.04読了 11分

Shopifyの送料設定。無料配送・地域別料金の決め方

送料は配送会社の金額を転記するだけでは決まりません。実送料、梱包、作業、返品を分け、チェックアウトで購入者に見せる料金を設計します。

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木の作業台に置かれた梱包箱とノートパソコンのイメージ
AI生成の編集用イメージ
結論

商品数と発送元が少ない小規模ECは、まず一般の配送プロファイルに分かりやすい定額を置き、粗利で吸収できる注文額から送料無料ラインを逆算します。重量差や大型商品で赤字が出る場合だけ重量別・カスタムプロファイルへ分けます。公開前には、送料無料の直前・直後、最重量商品、対象外地域を実際のチェックアウトで確認します。

現在の料金と条件

判断に使う数字と条件。

基本の料金定額

1注文ごとに分かりやすい送料を提示。

条件設定金額・重量

注文額または合計重量で段階を分ける。

無料配送0円設定

最低注文額などの条件を付けられる。

一般プロファイル全商品が初期対象

同じ送料でよければ最初はこれだけで足りる。

カスタム最大99件

大型・壊れ物など異なる配送要件を分離。

公開前確認境界値テスト

送料条件の直前・直後と混在カートを試す。

横並びで比較

送料の決め方を、運用の複雑さで比較

2026年9月4日にShopify公式ヘルプで確認した設定方式です。表示送料と配送会社へ実際に払う金額は別なので、梱包・作業・返品の負担も含めて判断します。

方式向く状態公開前に確認すること
全国一律の定額商品サイズと実送料の差が小さく、発送元も少ない遠隔地でも粗利が残るか、1注文に1回の料金で足りるか
注文金額別客単価を上げる送料無料ラインを設けたい最小・最大の範囲漏れ、割引後金額での表示
重量別軽量品と重量品で実送料が大きく変わる全商品の重量、箱の重量、境界値の料金
商品別プロファイル大型品・壊れ物・別倉庫の商品を分けたい複数プロファイル商品を同時購入した場合の合算
計算済み配送料利用可能な配送業者・アプリと正確な重量情報がある地域・プラン・接続条件、寸法、処理時間の表示差

確認事項 01

購入者に見せる送料と、実際に出ていく費用を分ける。

Shopifyで設定する配送料は、チェックアウトで購入者に請求する金額です。配送会社へ払う運賃そのものではありません。送料無料や一律料金を判断する前に、1件発送したときの変動費をそろえます。

  1. 01
    実送料を地域とサイズで取る

    よく出る箱と発送地域を使い、通常・遠隔地・大型の実送料を並べます。最安値だけを全国の基準にしません。契約運賃が未確定なら公開値と見積もりを混ぜず、仮定として残します。

  2. 02
    梱包と作業を別に足す

    箱、緩衝材、ラベル、ピッキング時間、持込や集荷の負担を記録します。送料を購入者へ転嫁しても、梱包と作業が粗利を消すことがあります。

  3. 03
    返品・再配送の上限を決める

    住所不備、受取拒否、破損交換で往復費用が発生したとき、誰がどこまで負担するかを返品条件と合わせます。通常配送の表だけで採算を確定しません。

確認事項 02

送料無料ラインは、競合ではなく粗利から逆算する。

送料無料は購入判断を簡単にしますが、売上が増えても粗利が残らなければ続きません。平均注文額に少し足すのではなく、追加の送料負担を回収するために必要な売上を計算します。

  1. 04
    追加負担を確定する

    購入者から受け取らなくなる送料に、梱包や作業の増分を足します。例えば追加負担1,000円、対象商品の粗利率40%なら、負担を粗利で補うには2,500円分の売上が必要です。これは当サイトの仮定付き計算例です。

  2. 05
    平均注文額との差を見る

    現在の平均注文額に必要な追加売上を足し、無理なまとめ買いにならないか確認します。単価の低い商品しかない場合は、セット商品や定額送料の方が運用しやすいことがあります。

  3. 06
    直前と直後をテストする

    送料無料条件の1円未満と条件到達時で表示が切り替わるかを確認します。割引コード、税、複数通貨を使う場合は、どの金額を基準に条件判定されるかも管理画面とチェックアウトで照合します。

確認事項 03

最初は一律、赤字が出る理由だけを分ける。

設定を細かくしすぎると、商品追加や運賃改定のたびに漏れが増えます。一般の配送プロファイルを基準にし、明確に条件が違う商品や発送元だけを分離します。

  1. 07
    一般プロファイルから始める

    同じ倉庫から似たサイズの商品を発送するなら、一般プロファイルに定額または注文金額別の送料を置きます。購入者に見せる名称も『通常配送』など内容が分かる表記にします。

  2. 08
    大型・壊れ物だけカスタムへ

    別料金が必要な商品だけをカスタムプロファイルへ移します。商品を追加したときに、一般とカスタムのどちらへ入ったかを確認する担当を決めます。

  3. 09
    複数倉庫と市場を同時に確認する

    発送元ロケーションや販売先マーケットが増えると、同じ商品でも利用可能な送料が変わります。新しい国や地域を追加しただけで販売可能とは扱わず、マーケットの有効化と配送エリアを両方確認します。

確認事項 04

公開前に、売れやすい注文ではなく壊れやすい境界を試す。

管理画面で保存できても、実際の住所とカートで正しい送料が表示されるとは限りません。購入者が見るチェックアウトで、条件の境界と対象外を意図的に再現します。

  1. 10
    最低・境界・最大を試す

    最安商品1点、送料無料直前・直後、最重量の組み合わせを確認します。最上位の金額・重量条件に最大値を入れて範囲外を作らないようにします。

  2. 11
    混在カートを試す

    一般プロファイルとカスタムプロファイルの商品、別ロケーションの商品を同じカートに入れ、料金が合算される条件と発送案内が分かるかを確認します。

  3. 12
    対象外住所も試す

    配送しない地域や入力不備の住所で、購入者がどこで止まるかを確認します。公開後は問い合わせ理由と実際の運賃差を記録し、赤字または離脱が大きい条件だけを修正します。

よくある疑問

よくある疑問に、先に答える。

Shopifyでは送料を自由に設定できますか?

定額、注文金額、重量を条件にした配送料を設定でき、価格を0円にして無料配送も提供できます。配送業者やアプリによる計算済み配送料は、地域、契約プラン、接続方法などの利用条件を管理画面で確認してください。

全国一律送料と地域別送料はどちらがよいですか?

実送料の地域差を粗利で吸収でき、購入者へ簡潔に見せたい場合は全国一律が候補です。遠隔地や大型商品の赤字が大きい場合は配送エリアや商品別プロファイルを分けます。見やすさと赤字防止を同じ表で比較します。

送料無料はいくら以上に設定すべきですか?

競合の金額ではなく、自社の平均実送料、梱包・作業費、商品粗利率、平均注文額から逆算します。送料無料で追加負担する金額を粗利で回収できず、注文単価も上がらない設定は、売上が増えても利益を減らします。

商品ごとに違う送料を設定できますか?

商品に異なる配送要件がある場合はカスタム配送プロファイルを作成できます。Shopify公式は最大99件と案内しています。ただし複数プロファイルの商品が同じ注文に入ると料金が組み合わされる場合があるため、混在カートを必ず試します。

重量別送料で注意することは何ですか?

すべての対象商品に正確な重量を入力し、条件範囲に空白を作らないことです。梱包材や箱の重量も実発送との差になります。最軽量、境界値、最重量の注文をテストし、想定外の料金が出ないか確認します。

設定した送料がチェックアウトに出ない原因は何ですか?

配送先が配送エリア外、マーケットが非アクティブ、在庫を持つロケーションが対象外、料金条件の範囲外などを切り分けます。購入者は配送先住所を入力した後に利用可能な配送方法を見るため、実際の住所と商品構成で確認します。

公式情報

確認した公式情報。

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