Shopifyの定期購入は無料で始められる?純正アプリの費用と導入条件
純正の定期購入アプリは無料です。ただし、店の運営まで無料になるわけではありません。費用と、毎回きちんと届けるための条件を分けて考えます。

少数商品の定期配送を始めるなら、まず純正Shopify Subscriptionsで必要な運用ができるかを確認します。無料という理由だけで決めず、決済、顧客自身の変更・解約、テーマ対応、セット販売の要件を先に照合してください。
現在の料金と条件
判断に使う数字と条件。
2026年9月8日 17:12 JSTの公式App Store表示。Shopify本体・決済・配送等の費用とは別です。
顧客アカウントから管理できる導線を設けます。
対応ゲートウェイと、購入プランを表示できるテーマ構成を確認します。
横並びで比較
純正で始めるか、外部アプリまで比べるか。
外部アプリなら必ず実現できる、という比較ではありません。右列の要件がある場合に、各アプリの公式仕様と料金を追加確認します。
| 判断軸 | 純正から検証しやすい条件 | 追加比較が必要な条件 |
|---|---|---|
| 商品構成 | 単品を決まった周期で届ける | 自由な詰め合わせや複雑なセット変更が必要 |
| 費用 | アプリ費を抑えて小規模に始めたい | 有料機能で減らせる作業時間を説明できる |
| 既存運用 | 新規に定期購入を開始する | 既存契約の移行・独自連携・特殊な請求条件がある |
| 購入者対応 | 休止・スキップ・解約の基本動作を確認したい | 個別ルールに沿った画面や自動処理が欠かせない |
確認事項 01
アプリ無料と、定期便の採算を分ける。
公式App StoreでShopify Subscriptionsの料金は無料と表示されています。一方、Shopifyの契約、決済、商品の原価、梱包・送料は別の費用です。定期購入を入れたことだけで利益が増えるとは判断できません。
- 01一回分で残る金額を出す
一回の販売額から、原価・値引き・決済費用・梱包・店負担の送料を差し引きます。月間固定費は別に置き、配送回数が増えるほど赤字も増える設計になっていないか確認します。
- 02初回割引だけで契約数を追わない
初回と二回目以降の売上を分けて見ます。スキップや解約があるため、申込数をそのまま翌月の確定売上として仕入れ計画へ入れないようにします。
- 03外部アプリは料金条件まで見積もる
有料アプリを比較するなら、月額、売上や契約数に応じた課金、無料枠の上限、必要機能が使えるプランを確認します。この記事では未確認の他社料金を掲載しません。
確認事項 02
決済・テーマ・商品構成の三つを先に確認する。
純正アプリの公式ガイドには対応ゲートウェイとテーマの条件があります。管理画面にアプリを追加できても、購入者が定期購入を選べる状態になったとは限りません。
- 04日本の自店で使える決済を照合する
公式にはShopify PaymentsやPayPal Expressなどが挙げられています。ゲートウェイの提供地域や利用条件は異なるため、一覧に載るすべての方式が自店で使えるとは扱いません。採用する決済で定期購入のテストをします。
- 05テーマ上の購入プランを確認する
アプリブロックを扱えるテーマなど、公式の互換条件を確認します。商品ページに定期・単品の選択、価格、配送周期が表示されるかをスマホでも見ます。新旧ウィジェットを二重表示しないようにします。
- 06セット販売や下書き注文を前提にしない
純正アプリではバンドルとの組み合わせや下書き注文が非対応です。詰め合わせ定期便や個別見積りからの契約を考えている場合は、同じ仕組みでできると思わず、実現方法を先に確認します。
確認事項 03
申し込めるだけでなく、自分で変更できる店にする。
純正アプリでは、顧客が定期購入を休止・スキップ・解約する管理機能を利用できます。使える機能でも入口が見つからなければ、毎回問い合わせが必要な運用になります。
- 07契約管理への入口を作る
顧客アカウントへのリンクを案内し、購入後の画面やメールから契約を確認できるか試します。注文履歴と定期購入の管理を、購入者が混同しない説明にします。
- 08締切と次回分の扱いを明示する
いつまでの変更が次回発送に反映されるか、決済後の取消をどう扱うかを自店で決めます。ポリシー、商品ページ、問い合わせ担当の回答を同じ条件に揃えてください。
- 09連絡先変更も含めて確認する
住所や支払い情報が変わった場合に、顧客が必要な操作へ進めるかを確認します。担当者がカード情報をメール等で受け取るような代替手順は作りません。
確認事項 04
初回注文と、二回目以降の運用を分けて試す。
次はSMALLSTACKの確認手順です。導入時は商品と配送周期を絞り、担当者が一巡の処理を説明できる状態を目指します。設定しただけで継続購入が発生したとは数えません。
- 10初回の注文を確認する
商品ページ、プラン選択、合計額、同意表示、注文メール、契約管理への入口を順番に確認します。通常購入との違いが、支払う直前だけでなく商品ページでも分かるかを見ます。
- 11例外処理を準備する
スキップ、解約、支払い失敗、欠品、住所変更を別ケースにします。アプリの設定で処理される範囲と、担当者が判断して連絡する範囲を分けて残します。
- 12採用判断を小さく行う
最初から全商品へ広げず、少数商品で問い合わせと出荷作業を確認します。申し込みがあっても継続しない場合は、機能追加より先に商品量・配送周期・価格・案内の分かりやすさを見直します。
よくある疑問
よくある疑問に、先に答える。
Shopifyの定期購入は完全無料ですか?
純正Shopify Subscriptionsアプリは公式App Storeで無料と表示されています。ただしShopify本体の契約、決済、原価、配送等の費用は別です。外部アプリの料金も同一ではありません。
購入者は定期購入を休止・スキップ・解約できますか?
純正アプリには顧客アカウントから定期購入を管理する機能があります。店舗側で管理への導線を設け、自店の変更締切や取消条件に沿って動作を確認します。
純正アプリでバンドルの定期販売はできますか?
純正Shopify Subscriptionsの公式検討事項ではバンドルとの互換性がないとされています。セットや詰め合わせを前提にする場合は、必要な仕様を整理して別の実現方法を確認してください。
公式情報