SMALLSTACK記事一覧へ
EC・ネットショップ更新 2026.09.02読了 12分

ShopifyとWooCommerceを比較。小規模ECはどっち?

月額固定の運用基盤を選ぶのか、WordPress上で自由度と保守責任を持つのか。価格表だけでは見えない運用コストまでそろえて比べます。

この記事は広告を含みます。掲載内容と広告報酬を分けて評価しています。
木の作業台に置かれた梱包箱とノートパソコンのイメージ
AI生成の編集用イメージ
結論

サーバー、セキュリティ、更新の管理を分けず、少人数で販売へ集中するならShopify Basicが基準です。すでにWordPressの保守体制があり、コード・データ・拡張を自社で管理したいならWooCommerceを比較します。

現在の料金と条件

判断に使う数字と条件。

Shopify Basic3,650円/月

年払いの月額換算。月払いは4,850円。

WooCommerce本体0円

オープンソース。月額利用料・売上歩合なし。

サーバー管理不要/必要

Shopify/WooCommerce。自社の担当範囲の違い。

Woo推奨PHP8.3以上

WooCommerce 10.8以降の公式推奨。

Woo推奨メモリ256MB以上

HTTPS、MySQL 8.0+またはMariaDB 10.6+も推奨。

判断単位12か月総費用

料金に保守時間と復旧体制を加える。

横並びで比較

ShopifyとWooCommerceの違いを6項目で比較

2026年9月2日に両社の公式ページで確認した通常条件です。契約、決済、サーバー、拡張機能の料金と必要環境は導入直前に再確認してください。

比較軸Shopify BasicWooCommerce
基本料金年払い換算3,650円/月。月払い4,850円本体0円。サーバー・ドメイン・拡張・保守は別途
決済Shopify Paymentsの国内標準カード3.55%+0円から選んだ決済代行の料率・固定費を支払う
サーバー・HTTPSプラン内で運用基盤を提供自社または保守先が契約・設定・更新
更新・バックアッププラットフォーム側の基盤運用へ寄せるWordPress・WooCommerce・テーマ・拡張の互換性まで管理
拡張とデータアプリと標準APIを中心に拡張オープンソースを自社環境で編集・拡張
向く体制少人数で販売と顧客対応へ集中WordPress保守と復旧を継続できる体制

確認事項 01

無料と月額を、12か月総費用へ置き換える。

WooCommerce本体が0円でも、EC運用全体が0円になるわけではありません。Shopifyのプラン料金と、WooCommerceのサーバー、ドメイン、決済、テーマ、拡張、保守時間を同じ12か月の表へ入れます。

  1. 01
    固定費をそろえる

    Shopifyは選ぶ契約期間、WooCommerceはサーバーと有料拡張の更新単位を年額へそろえます。

  2. 02
    作業時間を費用にする

    更新確認、互換性テスト、バックアップ、障害復旧に使う担当者時間も月次コストとして記録します。

  3. 03
    決済条件を分ける

    カード、コンビニ、後払いなど、実際に使う決済ごとの料率・固定費・入金条件を足します。

確認事項 02

機能数より、誰が復旧するかを決める。

Shopifyは運用基盤をサービス側へ寄せやすく、WooCommerceは自社サーバー上のWordPressとして自由度を持てます。差が出るのは、更新や障害が起きたときの責任範囲です。

  1. 04
    Shopifyが合う

    サーバーやPHPを管理せず、商品、注文、配送、顧客対応へ担当時間を集中したい。

  2. 05
    WooCommerceが合う

    WordPress保守の担当者がいて、テーマ・プラグイン競合や復旧まで継続して管理できる。

  3. 06
    連絡先を一本化する

    決済、サーバー、制作、拡張の問題を誰が切り分け、何時間以内に復旧判断するか決めます。

確認事項 03

WooCommerceは、必要環境と互換性を先に確認する。

WooCommerce 10.8以降の公式推奨は、WordPress 6.9以上、PHP 8.3以上、MySQL 8.0以上またはMariaDB 10.6以上、HTTPS、メモリ256MB以上です。既存サイトが満たすかだけでなく、テーマと必須拡張も同じ検証環境で更新します。

  1. 07
    本番前に複製する

    バックアップから検証環境を作り、WordPress、WooCommerce、テーマ、拡張の更新順を確かめます。

  2. 08
    注文の端から端まで試す

    商品3点で購入、通知、在庫、キャンセル、返金まで進め、メールと管理画面を照合します。

  3. 09
    更新を放置しない

    古いソフトウェアやテーマ・プラグイン競合は不具合の原因になるため、担当日と復旧手順を決めます。

確認事項 04

移行は、データよりURLと運用停止時間から設計する。

どちらへ移す場合も、CSVが読み込めるだけでは完了しません。商品、画像、顧客、注文、会員、クーポン、SEO、未発送注文を分け、切替時点を決めます。

  1. 10
    移行台帳を作る

    項目ごとに件数、移行方法、照合方法、移行しない理由を残します。

  2. 11
    URL対応表を持つ

    検索流入と共有済みリンクを守るため、旧商品・カテゴリ・記事URLから新URLへの対応を作ります。

  3. 12
    戻す条件を決める

    決済、通知、在庫、主要URLのどれかが確認できなければ旧環境へ戻す判断時刻を設定します。

よくある疑問

よくある疑問に、先に答える。

ShopifyとWooCommerceは、どちらが安いですか?

Shopify Basicは年払いの月額換算3,650円です。WooCommerce本体は無料で、月額利用料や売上歩合はありませんが、サーバー、ドメイン、決済、拡張機能、保守作業は別に必要です。12か月分の固定費と運用時間を同じ表へ入れて比べます。

WooCommerceは初心者でも運用できますか?

商品登録や注文管理は始められますが、WordPress、テーマ、プラグイン、PHP、データベースの更新、バックアップ、セキュリティ対応を誰が持つかを先に決めます。担当者や保守先が決まらない場合は、運用責任をまとめやすいShopifyを先に試します。

WordPressサイトがあるならWooCommerce一択ですか?

既存サイトがあるだけでは決まりません。対応するPHP・データベース環境、テーマとプラグインの互換性、決済、注文メール、障害時の復旧まで確認します。別ストアとしてShopifyを使い、既存サイトから案内する方法も比較します。

WooCommerceからShopifyへ移行できますか?

移行は可能ですが、商品、画像、顧客、注文、クーポン、会員、URL、リダイレクトを分けて照合します。拡張機能固有のデータは自動移行できない場合があるため、公開前にテスト注文と旧URL対応を確認します。

このページの申込みリンクは広告ですか?

はい。Shopifyの無料体験ボタンは広告リンクです。WooCommerceと両サービスの仕様確認リンクは公式ページで、広告リンクではありません。

公式情報

確認した公式情報。

Shopify 日本向け料金プランShopifyについてWooCommerceの料金WooCommerceの必要環境WooCommerce公式ドキュメント
次に見る

このカテゴリの判断ガイドを見る

Shopifyガイドへ戻る