SMALLSTACK記事一覧へ
EC・ネットショップ更新 2026.09.07読了 12分

Shopify海外販売の手数料はいくら?両替2%・関税・配送を整理

海外注文の費用は一つの料率ではありません。決済、通貨両替、関税・税、配送・通関、返金を別々に置くと、商品ごとの粗利が読めます。

この記事は広告を含みます。掲載内容と広告報酬を分けて評価しています。
木の作業台に置かれた梱包箱とノートパソコンのイメージ
AI生成の編集用イメージ
結論

日本を含む米国・フランス以外のShopify Payments地域では、支払い通貨と異なる通貨で決済を確定すると2%の通貨両替手数料が案内されています。通常の決済処理手数料は別です。さらに関税・輸入税、国際送料、配送業者の仲介・支払手数料、返品費を分けます。最初は1か国・商品3点に絞り、チェックアウト表示額と実際の入金・配送請求を1注文で照合します。

現在の料金と条件

判断に使う数字と条件。

地域マーケット作成無料

Shopifyの各プラン。上位機能・外部費用は別。

通貨両替2%

米国・フランス以外のShopify Payments地域。

決済手数料別途

カード種類とストアのロケーションで異なる。

関税・輸入税国・商品別

価格、送料、HSコード、原産国などで計算。

通関関連費別途あり

配送業者の仲介・支払手数料は関税表示外の場合あり。

返金時元手数料は戻らない

両替・カード手数料。追加両替手数料はなし。

横並びで比較

海外1注文の費用を、請求元ごとに分ける

2026年9月6日にShopify公式ヘルプで確認した費用区分です。実額は販売国、商品、通貨、カード、配送業者、インコタームズ、税登録によって変わります。

費用Shopify・決済側配送・税務側
決済カード種類とロケーション別の処理手数料購入者の海外取引手数料は発行会社が設定
通貨支払い通貨と異なる決済に2%の両替手数料手動・自動為替レートの差と価格端数
関税・輸入税条件を満たせばチェックアウト徴収を設定HSコード、原産国、配送先、申告価額で変動
配送マーケット別の配送設定国際送料、保険、通関・仲介・立替手数料
返金元の両替・カード手数料は返金されない返送料、税の還付、関税手続きは別
検証注文タイムラインと入金明細配送会社請求と税関・税務の証憑

確認事項 01

商品代から、5種類の費用を順番に引く。

売価×両替料率だけでは粗利を判断できません。決済、通貨、税、配送、返品の5行を注文単位で持ちます。

  1. 01
    決済処理を最初に置く

    ストアのプランと購入カードに適用されるShopify Paymentsの料率を使い、国内カードの最低表示だけを海外注文へ当てません。

  2. 02
    2%は対象通貨だけに掛ける

    支払い通貨と異なる通貨で確定する注文だけを対象にします。顧客への表示通貨と、自社が受け取る支払い通貨を確認します。

  3. 03
    配送・税・返金を別行にする

    国際送料、保険、梱包、通関、関税、輸入税、返品費をまとめず、負担者と請求元を記録します。

確認事項 02

1か国・商品3点で、表示から着金まで通す。

複数国を同時に開くと、通貨、価格、税、配送、返品の差分が増えます。注文が多い候補国を一つ選び、境界条件を先に確認します。

  1. 04
    商品を3種類に絞る

    軽量な通常商品、高価格商品、返品リスクの高い商品で、価格・送料・税・配送可否を確認します。

  2. 05
    現地表示を確認する

    国・言語セレクター、商品価格、在庫、送料、関税案内、返品条件を購入者の市場で確認します。

  3. 06
    実請求を照合する

    テストだけで確定せず、最初の実注文で注文タイムライン、入金、配送会社の請求、税務証憑を突き合わせます。

確認事項 03

関税表示と、配送業者の請求を混ぜない。

チェックアウトで関税と輸入税を徴収しても、配送業者の仲介・立替手数料まで含まれない場合があります。購入者へ誰が何を払うかを明示します。

  1. 07
    HSコードと原産国を入れる

    海外注文の商品にはHSコードと原産国を設定します。欠落時は正しい関税計算ができない場合があります。

  2. 08
    DDP・DAPの責任を確認する

    関税・税を販売者が前払いするか、購入者が到着時に支払うかを配送業者と確認し、案内文へ反映します。

  3. 09
    ポリシーを国別に読む

    配送日数、追跡、紛失、拒否、返品、税還付の条件を対象国ごとに確認します。

確認事項 04

返金後に残る費用を、販売前に織り込む。

売上を返しても、元の決済・両替手数料や往復送料、関税・税の一部が戻らない場合があります。返品率の高い商品は海外販売価格を別に設計します。

  1. 10
    戻らない手数料を置く

    Shopify公式案内に従い、元の両替・カード手数料が戻らない前提で1件の返金損失を試算します。

  2. 11
    税の還付は未確定にする

    輸入税の還付手続きは国・地域で異なり、必ず戻るとは限りません。確認前に返金原資へ数えません。

  3. 12
    販売継続を商品別に判断する

    注文数ではなく、返金・再送・問い合わせまで引いた商品別粗利で対象国への販売を続けるか判断します。

よくある疑問

よくある疑問に、先に答える。

Shopifyで海外販売すると何%の手数料がかかりますか?

一律ではありません。Shopify Paymentsの決済処理手数料に加え、支払い通貨と異なる通貨で確定する場合は、日本を含む『その他すべてのShopify Payments地域』で2%の通貨両替手数料が公式案内されています。関税、税、配送費は別です。

Shopify Marketsの作成自体に追加料金はかかりますか?

公式案内では海外向けの地域マーケット作成はShopifyの各プランで無料です。ただし上位プラン限定の市場別テーマ・チェックアウト機能、決済、翻訳、ドメイン、配送、税務対応には別の費用や条件があります。

海外注文の関税は販売者と購入者のどちらが払いますか?

配送条件とチェックアウト設定によって変わります。商品価格、送料、HSコード、原産国、配送先の税率・貿易協定で金額が変わるため、誰が負担するかを配送・返品ポリシーとチェックアウトで明示します。

返金すると通貨両替手数料も戻りますか?

公式案内では返金時に元の通貨両替手数料とクレジットカード手数料は返金されません。一方、返金やチャージバックで追加の両替手数料は請求されないとされています。

Managed Marketsは日本のストアでも使えますか?

公式案内ではManaged Marketsは米国本土のマーチャントと、カナダ・英国の一部ストアが対象です。日本拠点のストアが利用できる前提で費用や税務を組まず、通常のMarketsと配送・税務体制を確認します。

公式情報

確認した公式情報。

国際販売の手数料と費用Shopify Marketsの要件とプラン差Shopify Marketsの概要関税と輸入税通貨換算と為替レートManaged Marketsの利用条件
次に見る

このカテゴリの判断ガイドを見る

Shopifyガイドへ戻る